権兵衛峠(ごんべえとうげ)

古来、権兵衛街道は伊那と木曽間の米などの生活物資の流通の重要なルートであり、この峠は姥神峠(うばかみとうげ)と共にその最大の難所であった。 近世に飛騨の高山から信州の高遠までを結ぶ国道361号線が指定されたがこの間は国道不通区間(権兵衛峠に至る経ヶ岳林道は1982年に国道361号に指定)となっていた。昨2006年2月に「関係者悲願の」権兵衛トンネルが立派な自動車道路として開通し、木曽と伊那は距離も時間も一挙に縮まり経済活動も観光資源の利用も大きく変化した。 トンネル開通後、旧街道は整備中で権兵衛峠の伊那側で通行止めになっている。

姥神峠と権兵衛峠は共に中央分水嶺である。フォッサマグナと呼ばれる大断層が形成されたために中央分水嶺のラインはここで大きく屈曲する。姥神峠への旧道は廃道となって到達は極めて困難である。権兵衛峠を越える旧道が整備されてこの道と峠が貴重な文化遺産として保存されることを望む。

付近の地図

Wikipedia 国道361号 

国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所ホームページ 「権兵衛トンネル開通しました」

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