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デジタルスーパー8 Digital Super 8 このところ頭の中が古い8mmカメラのレンズマウントのことでいっぱいになっています。 国際標準の「Dマウント」という言葉で検索していると、Dマウントを採用したこんなデジタルビデオカメラが3月に日本のチノンから発売になっています。 別売りのマウントアダプターを利用すれば Cマウント、CSマウント、その他のレンズが使用可能です。 ただそれらは超望遠になって実用的ではないですが。
先にリコーが Pentax Q というとても小さい撮像素子を使うレンズ交換式のデジタルカメラ (通称 ミラーレス) を発売し、これが昔の 8mmカメラのレンズを使うことができることから、珍しい物好きの人たちの間で、ちょっとした話題となり、8mmカメラの標準的なレンズマウントである Dマウントレンズが見直され、オークション市場でも活発な取引がされています。
おそらくそのような一時的なブームから、チノン社がこのようなデジタルビデオカメラを開発して発売したのだと思います。
アイデアは面白いのですが、いかんせん価格が 85,000円 (税込み 91,800円) と高いのが問題です。 実用的な観点からはなにも無理に昔のスタイルを模倣したこのカメラでなくてももっと安い Pentax Q でも立派な動画が撮影できます。
さて、このような話題を考えると、昔の8mmカメラ用のレンズだけではなく、昔の8mmカメラそのものを使ってフィルムの部分に直接撮像素子を当てて、デジタルビデオを撮影できるようにしたいと誰でも (私も)思いつきます。
ありました。 それが Hayes Urban が提唱する Nolab Digital Super 8 Cartridge です。
この黄色い箱がそれです。 見覚えがあると思いますが、Super 8 のカートリッジと同じ寸法です。 スーパー8カメラはフィルムカートリッジをポンとカメラに放り込んで約 4分間の映画を撮影します。
このアイデアのデジタルカートリッジはフィルムの位置にそっくりそのまま撮像素子が固定されるようなデジタルカメラにして、フィルムカートリッジと同様にポンとカメラに放り込んで撮影しようというものです。
これなら、まさに昔の Super 8 カメラがカメラやレンズになんの手を加えずにデジタル撮影機に早変わりです。 欲しいと思いました。 しかし残念ながら、これはまだアイデアの段階で、実用化されていません。 おそらく製品化するための開発コストと製品価格・需要予測のバランスがとれないので、足踏みの状態のようです。
早く商品化してもらいたいと思います。 私は Super 8 撮影機の世界最高性能機 Nikon R10 をいつでも稼動できるように待機していますから。
2011年8月にこのカメラで撮影したフィルム映画を簡易テレシネでディジタル化した動画です。 我が家では8mm映画は横1mほどのスクリーンに映して鑑賞していますが、画像の解像度は現在のテレビのフルハイビジョンに相当するほどの精鋭さです。 これは止められませんが残念ながらフィルム代・現像代 (スーパー8の唯一のコダックフィルムはアメリカでしか現像できないので、時間と送料も馬鹿になりません) が掛かってしまいます。
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