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立体地図 Relief map 先日、国土地理院の元幹部を務めた方と知り合いになりました。 この方は測量と地図に関する行政のプロのみならず、一方ではまた「地図学の権威者」でもあります。 そこで、私が以前に作成した「九州脊梁山脈トレイルラン」と名付けた立体地図を見てもらいたくてその写真をメールで送付しました。
これがその立体地図です。 60センチ角の大きさです。 画像をクリックすると拡大されます。
国土地理院の地形図をコンピュータにダウンロードし等高線20m毎に、厚さ1ミリの発泡スチロールシートにプリントし、それぞれを等高線に沿って切り取り、貼り重ねて作りました。 標高 440m から 1760m まで 67段あります。 製作に3ヶ月かかりました。 もう二度と作れないと思います。 途中はこんな具合です。
作る過程で、秘密にしたいたくさんのノウハウが得られました。 学校の工作では厚紙を使ってカッターで切り取りますが、細かい作業はできません。 発泡スチロールならニクロム線のカッターが市販されているので、それを改造してこのようなカッティングテーブル (ボックス?) を作って気長に作業を進めました。 発泡スチロールのシートはそのままではインクジェットプリンターで印刷することはできないので、下地処理の塗料 (インクジェット受容層用樹脂) を選んで専門メーカー (高松油脂) にお願いして無料 (サンプルということ) で (業者にとってはサンプルとして少量ですが、私にとっては) 大量に提供していただいたのが大きな励みになりました。 後ろに見えるインクジェットプリンタはこの作業用にインターネットオークションで手に入れた旧式の EPSON PM-950Cです。 厚さ2.5mm までの厚紙の印刷ができます。
「九州脊梁山脈トレイルラン」のコースはトライアスロンで知り合った永谷誠一さんが中心になって熊本県の山都町の山間部に開いたトレイルランのコースです。 全国のトレイルランナーを集めて毎年「九州脊梁山脈トレイルラン in 山都町」が開かれています。 私が1984年にトライアスロンを始めるきっかけを作ってくれたのは永谷さんであり、トライアスロン競技界の全国組織化やトライアスロンの普及にも尽力され、私自身が理事長を務めた日本トライアスロン協会の運営では大変お世話になりました。 そのお礼とトレイルランコースのオープンのお祝いを兼ねて、このトレイルランコースの立体地図を作って贈呈しました。 山都町役場に展示されているそうです。
2015年1月22日追記
今気が付きました。 同じ内容の記事を2010年7月3日の日記で書いていました。 同じことを2度も書くというのは、なにかの兆候かもしれないけれど、それはそれとして、この「地図学の権威者」と知り合ったのがとても嬉しかったからだと思います。
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