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簡易乾湿法 Easy Psychrometer 乾湿法による湿度測定、つまりアウグスト氏による方法は測温部が露出している一つの温度計があれば可能です。 これは料理用のタニタの温度計です。 測温体は針の中に埋め込まれた熱電対です。 そのまま計れば乾球温度、先端にガーゼのウィックを付けて水を含ませてしばらくすると湿球温度が指示されます。 指示される温度はきのう入手した精密温度計の示度よりも約 0.7℃ から 0.8℃ 高めですが、その誤差にかかわらずこの二つの温度示度からかなり正確な湿度が求められます。 (なお、この温度計を沸騰する100.0℃の水の中と氷と水を混ぜた 0.0℃ の中で測定するとわずか 0.1℃ から 0.2℃ の差で、これは測定誤差を勘案するとかなり正確です。)
この場合は自然対流なので、通風乾湿計で用いられる補正スプルングの式ではなく一般の乾湿計に付属している乾湿表から求めます。 乾湿温度 26.2℃(補正値 25.5℃)、温度差 6.4℃ (補正不要) ですので相対湿度は約 52% です。 湿球部分に扇風機で風を送ると0.2℃ から 0.3℃ 温度が下がります。 壁紙が裂けているのは壁紙と下のべニア板の湿度変化による膨張・収縮の度合の違いから生じたものです。 この裂けている部分の幅は湿度に応じて変わるので、これも湿り気の目安になります。
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