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即席デジタル乾湿計 Impromtu digital psychrometer アナログの乾湿計は示度を読み取るのに苦労します。 特に一番新しいアスマン通風乾湿計の温度計は目盛りが 0.2℃ 刻みで、とても細かくそのままでは読み取れないのでルーペを使っています。 またトヤマ式は 1℃ 刻み、アウグストは 0.5℃ 刻みと粗くて読み取りの誤差が大きくなります。 読み取りを簡単にする方法はないかと考えました。
そこで閃きました。 精度の高いデジタル温度計を二つ使う方法です。 うまい具合に2か所の温度を同時に測定できる測定器専門メーカーのシンワ測定の簡易デジタル温度計が見つかりました。 主に農業用にハウスの外と土の温度を同時に測定するような時に使われるものです。 アマゾンで 3,186円で買いました。 測温部 (プローブといいます) が3mのコードで繋がっており、防水です。 これの片方の先端にガーゼのウィックを巻けば即席のデジタル乾湿湿度計です。 湿度は乾球と湿球の温度差を基に計算されるので、温度計そのものの精度は余り問題ではなく二つの温度が全く同じ値を示していることが重要です。 この個体はその条件を満足しています。
さっそく室内の壁にぶら下げて測定しました。 ほぼ10秒毎に数値が更新されます。 きのうの日記で書いたように温度と湿度の異なる空気のかたまりが動くので、数値が結構揺れます。 この表示されている数値を通常の乾湿表から読み取ると相対湿度は 56% となります。 EMPEX高精度温湿度計は 26.5℃、54% を指しています。
プローブを固定するのに材木に穴をあけて差し込み、それを他の乾湿計の測温部とほぼ同じ高さになるように壁に固定しました。
壁の乾湿湿度計はこんな具合になりました。
アスマン通風乾湿湿度計までは電気を使わないのがいいと言っておきながら、ここで電気の権化であるデジタル乾湿計を導入したのは自己矛盾です。
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