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非持続型「発展」 Unsustainable development |
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公的年金制度 2004年春、公的年金制度改革が国会で審議されている間に、この制度の諸欠陥が次から次へと明るみにでてきた。 厚生労働省や各政党が提案する改革案はすべて砂上の楼閣であることが、国会議員の国民年金未加盟や保険料未納が暴露されるとともに明らかにされた。 すでにこの制度が破綻していることは明らかである。25年加盟しないと支給されない国民年金だが、すでに支給が受けられない事が分っている未加盟、未納者が「義務だから」といわれて保険料を納付すると考えるのは欺瞞だ。 市民からの預かり金たる膨大な保険料が、赤字施設の建設・運用、役人の住宅、自動車、ガソリン代、香典などに流用されているのは泥棒以外なにものでもない。かつての某国の文化革命であれば、三角帽子で市内引き回しの罰だ。某国であれば、公開処刑だ。 |
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マイレージ 航空業界のささやかなサービスからはじまった「マイレージ」は業界の競争激化のために飛行機に乗らずにもためられるなど一般の人々の利用に広がり、人々の手元には多くの「マイレージ」が使われる機会を待っている。たまった「マイレージ」を国内線に使うのでなく、もっとためて海外旅行にもと、より多くがため込まれている。このためられた「マイレージ」は航空会社にとっては「前受け金」すなわち「負債」である。航空会社の経営が思わしくなり、倒産などの不安材料が広がると、客はこれらの「不良債権」を急いで使い切ってしまうという行動に出る。それがなおさら航空会社の経営を圧迫して、早い倒産の引き金になるおそれがある。 出張でためた「マイレージ」を私的な旅行に使って得意になっている者は、取引先からの歳暮中元を自宅で受け取るに似て、心が貧しく恥ずかしいことこの上ない。 |
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ラッピングバス 大都会の自治体が運行するバスに、車体の横や後にけばけばしい広告が増加している。ほんの少しの収益性改善の為として導入されたもの。一度導入したら、節約も忘れられ、わずかでも増えた収入もすぐに当たり前のように使ってしまい、さらに次のわずかな増収方法へと発展する。経営改善は、収入を増やすことよりまず、無駄な出費を抑えるべきなのに、自分の金ではないからあっという間に浪費される。残ったのはみにくいバスだけ。これも珍しいうちだけで、その内広告主もなくなる。ラッピングをやめると、すでに膨らんでいる出費がまかなえない。さあどうする。 |
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ケータイ つぎからつぎへと、新型を出し続けないと成り立たない。若者だって、もう飽き始めている。崩壊間近。 |
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ISO9001 と ISO14001 それぞれ最初は非関税貿易障壁の除去と持続的発展のためとして作られた国際規格である、「品質保証のモデル」(1994年版)「品質マネジメントシステム」(2000年版)「環境マネジメント」は、規格発行機関であるISOを有名にし大いに潤した超優等生ではあるが、結局は認証ビジネスの道具になりさがり、皮肉なことに本来の目的やどこへやら、意味のない「認証書」だけが一人歩き。ビジネス規模が大きいだけに他の無数の中小の認証ビジネスよりずっと罪が重い。ISO認証制度が品質を低下させ、環境を悪化させている。ISO認証を取っている事を振りかざす組織ほどだめな組織であることは確かである。認証書など審査機関と結託したコンサルタントに金を出せば取れるともいわれている。適合性評価制度の名のもとに各種認証制度に泥を塗りつけているのがISO認証制度である。 |
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文書・音楽・画像・映像の電子フォーマット 今から約1000年前、20世紀後半から21世紀前半にかけて、当時先進国と言われた地域は電子フォーマットというものを使ったために、当時の記録が現代には何も残らなかったことから、歴史上空白の百年間といわれている。その地域の人々は「発展」というものにより自己崩壊したといわれている。当時の建造物も一時期の特徴があったらしいが、殆ど残されていない。この百年間は歴史上重要な人物もいない。 |
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原子力発電所 わずかな電力でもそのために生成される、プルトニウムと放射性廃棄物のことを考えれば、持続しないことは明らかである。CO2の比ではない。核燃料サイクルは成立しないどころか、すでに破綻していることは明らか。 東京電力の事故隠しのために、原子力発電所が停止したために、これに頼っていた排温水での魚の養殖がダメジを受けているとの報道。恣意的な原子力安全宣伝のために乗せられた養殖業者も安易すぎる。 |
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日本の高速道路建設 だれが見ても明らか。いうことなし。 |
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経済活動 現代資本主義経済はゼロサムゲーム。発展すると考えるのは妄想。 |
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Sustainable Development もう手遅れ。「発展」が持続するなどというのは妄想である。崩壊して初めて知る。「発展」は持続するはずがない。「発展」することは必要ではない。 |