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帰国便は誰が気を利かせてくれたのかファーストクラスの席が用意されており、一人だけ。しかも担当スチュワーデスはSSさんその人であった。
カトマンズまではいい気分でいたものの、カトマンズの空港では税関にとがめられ、なんとか言い逃
れを図ったが、敵もさるもの、「手回り品は一時お預かりして、ご出国時にお渡しします」と来た。「いやホテルで使いたい。」といったら、「それでは仮にお払いいただいた税金はご出国時に返金ではいかがでしょうか」と来た。結局結構な金額を払ってしまった。空港では先に帰国していたPGさんが待っていた
。空港の出口で待っていたSSの妹のシャルミラ・シャルマさんにコンポセットを手渡した。税金のことは話すまいと思っていたが、後で面倒があるといけないので、一応正直に話したがその金額はネパールの経済指標面からとてつもない高額であり、払ってもらうわけにはいかないのでプレゼントということにした。。
カトマンズではPGさんの親戚が大勢集まってレストランで盛大な歓迎会を開いてくれた。舞台での民族舞踊も面白かった。「日本人」の観光客もいて、記念写真に加わっていた。PGさんはネパールの名門グルン一族でありカトマンズでは結構な身分らしく、美人ダンサーが舞台から下りてきて、わざわざ私にお酌までしてくれ
た。
翌日はカトマンズからポカラまでは飛行機が飛ばないことになってしまい、国道をワゴン車で行くこ
とになった。子供達は民芸品の楽器を売っている。買ってくれば良かった。大変な険しい道ではあったが、街道筋は日本の昔の田んぼの風景を彷彿とさせる風景である。しかし農民の貧しさは、言い尽くせない。インフラの整備も進んでおらず、特に水道は各家庭には引き込まれておらず、道筋のところどころに設置されている共同水道を皆で利用している。貧しいけれど、人々の表情は和やかで美しい。
カトマンズから約6時間でポカラに到着。ここは国際観光都市。
ホテルは大変立派なリゾートホテル。翌日の早朝はフェア湖で髪を洗う女性と後ろに朝日に輝くヒマラヤの名峰がつらなり、見事な三角形の
Fish Tail
が姿をあらわした。運良く、近くの有名な丘の頂上からプラカシュにもらったあのパノラマ写真通りのヒマラヤの勇壮な風景が望めた。丘の上のお茶屋さんで少年達と記念写真。
あとはお決まりの観光コース(食事、ダンス、買い物などなど)。カトマンズとはまた一味違ったポカラでの踊り。また美しい踊り手と記念写真。
ポカラでは普通の観光客が誰もやらないことを二つをやってきた。
美しいダム湖であるフェア湖を中の島から約2Km離れたボート乗り場までパンツ一つで1時間余り掛かっ
て泳いで渡った。観光客も地元の人たちもこの奇行に驚いていた。夜ホテルに来たネパール民族音楽の楽団に入れてもらってネパールの横笛を吹いた。ネパール独特のメロディはすぐに覚えて、あたかも楽団の一員のように見えた。われながら物好きだと思った。またとない良い思い出となった。
ホテルの女性従業員の二人の顔の違いはまさに他民族国家ネパールの象徴である。左はインド系統、右は中国チベット系統のいずれも大変美しいお二人。
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