室内の片付けをしていたら、菓子缶に外国の硬貨が国別に分けて保管してるのが見つかった。 その多くは切手の収集が半端でなかった父が残したものと、私の出張、駐在、旅行などでそれぞれの国を訪れた時に手元に残って持ち帰ったものである。

缶の底にまだ分別していない硬貨もバラでそのままになっていたので、一つづつ国を調べて分別した。
そこで気づいたこと。
イギリスの硬貨には国名が記されていない。
国名は多くはアルファベット(ローマ字)でも書かれている(日本は数少ない例外)。 その言語はその国の言葉だけでなく、英語やフランス語が多い。 特に植民地から独立した新しい国はその宗主国の言語が多い。 フィリピンはスペインから米国に宗主国が変わったがそのような国ではその時に応じて使用される言語も変化している。 そのような国の高齢の人々にはバイリンガル、トリリンガルが多い。
植民地時代の国名を見るとその国と地域の近代の歴史が見える。 英領海峡植民地 (Straits Settlements)
、米領フィリピン(表:United States America、裏:Filipinas)、英領カリブ海
(表:エリザベス女王、裏:British Caribbean Territories)。
そして我が国では終戦直後にこんな硬貨が発行された。 それまで「大日本」と刻まれているが「日本政府」と刻まれている。終戦直後の混乱でこうなったのだろう。 昭和26(1951)年に発行された新しい10円硬貨は「日本国」と刻まれている。 同じ時に発行された新10円札のデザインは「米国」と見える話題になった。

