|
サッシ窓
1960年代に建てられた「吹田の家」と太平洋戦争前に建てられた「豊中の家」との構造上の大きな違いの一つが窓や扉にアルミサッシが使われていることである。 以前の「豊中の家」はすべての建具が木製だったのでそれらしく桧棒を組み合わせて作ったが、アルミサッシは経験がない。 伝統的な軸組み工法の家では障子や襖は鴨居と敷居であるが、アルミサッシの窓と扉は工場で作られて建物に嵌め込まれる。 模型ではどうしたらよいか思案を重ね、とりあえずこんな方法を試してみた。
サッシ枠のレールに当たる部分は厚さ
0.2mm のアルミ板を細長く切り出して「Cレール」を作る。 幅、高さとも工作の限界の
2mm。

|
|
アルミ板を曲げてレールを作る |

|
こんな形にできた。

建物への取り付け方の試作として、最も単純な2階の部屋の壁を1面作った。 窓ガラスは厚さ
0.5mm の塩ビシート。 ガラスとレールを組み合わせて「まぐさ(楣)」と「窓台」の間にはめ込む。

窓のサッシは後からアルミテープを張り付けてそれらしく仕上げる予定。 「豊中の家」の模型では縁側扉、襖と障子、玄関扉、台所扉、その他の開閉仕切りは現物と同じように上に持ち上げて取り付け、取り外しができるようにしたが、このアルミサッシでもガラス窓を取り外すことができるようにしたいものだが、無理かと思う。 今回の試作した方法ではそれができないので、サッシ窓全体を組み合わせてユニットにしてから建物にはめ込む必要がある。

|