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今日届いた岩波書店の「図書」に原田宗典さんの「煙草について」というエッセイが掲載されていた。 このエッセイに登場するのが「缶ピー」すなわち缶入りのピースで「ホンマモンの煙草」として紹介している。 私は喫煙は全くしないが、私の父、8歳上の姉と2歳上の兄は共に愛煙家だった。 思えば母方の祖母、伯母とその子である従兄もそうだった。 父はこの「缶ピー」しか吸わなかった。 私が子供の時に父が「あの手順」で缶の中蓋を切り取った時に嗅いだその香りは確かに特別だった。 原田さんのエッセイでも全く同じことを書いているので少々感傷的になってしまった。 また父はビールはやはり「ホンマモン」のキリンラガーしか飲まなかった。

1967年正月
(61歳)
45歳になる私の次男は大学時代に覚えて以来現在でも吸い続けているが、家族の手前電子タバコである。 この次男の義父さんもまた愛煙家だが、心臓が悪くなって止むを得ず断煙したと聞く。 さぞ残念でつらいだろう。
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