長年使ってきたパーソナルコンピュータの外部記録媒体をすべて廃棄処分した。 写真や音楽などのコンテンツやデータは大切なものは今使っているパーソナルコンピュータのハードディスクに保存されているのでいざというときは復元できる。 ハードディスクが故障しても私の先は短いしこれまで取りためたコンテンツなどは他の人には無価値なのでなくなっても構わない。 残されたほうが迷惑だからきれいにした。 流行りの言葉でいう「終活」というのだろうか。

一枚一枚確認していたら、小学校で同じクラスだった堀尾尚志君から送られてきたコンパクトディスクが出てきた。 高校まで一緒で京都大学の副学長を務めた農機具の研究の学者だった。 演奏は玄人裸足の見事さでとても驚いた。
バルトーク 民謡の旋律による3つのロンド
添付されていた手紙を読み直してこのコンパクトディスクは捨てられないと考えて思いとどまった。


この手紙には自分の葬式の時に流してもらいたいと書いてあるが、果たしてそうなったのだろうか。 (2020年12月没)
声が出なくなってもいろいろな活躍をしていた。 2016年9月に上京した時に日本橋の料理屋で飲み交わした。 最後に会ったのは2017年6月の中学校の同窓会だった。
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写真など個人情報が含まれているメディアはシュレッダーで破壊した。

可搬電子記録媒体はフロッピーディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、DVD、ミニディスク(MD・主に音楽用)と変わってきたが回転機械が不要なフラッシュメモリに淘汰されてしまった。 現在市販のパーソナルコンピュータ、タブレット型パソコン、スマートフォンなどはもう回転記憶媒体のデバイスは付いていないので使えない。 ソニーが力をいれたミニディスク(MD)のプレーヤも生産が中止されてしまった。
フラッシュメモリの民生用記憶媒体である
USBメモリ、SDカード (mini、micro を含め)
も使う機会がほとんどないが小さいので邪魔にはならないので廃棄せずにとっておく。 インターネットを利用したオンライン転送、いわゆるクラウドストレージが普及してきたのでディジタルカメラやスマートフォンの記憶媒体としての
micro SD
カードもいずれなくなっていく運命だと思う。
思い返せばフロッピーディスクが登場したのが1990年代。 最初は15センチ角位の紙のケースに入ってまさにフロッピー(ふにゃふにゃという意味)だった。 まもなく折り畳み式のラップトップパソコンが登場するとプラスチックケースに入った3.5インチのものが主流になった。 間もなくハードディスク
(HDD)
が内蔵されるようになって、容量が格段に増加して使いやすくなった。 いわゆるメインフレームコンピュータはかなり長い間磁気テープだったような気がする。 大きなリールが高速で回転する映像がそれを象徴していた。 今のメインフレームコンピュータの記録媒体はどうなっているのだろうか。
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