この窓用エアコン
(コイズミ KAW-1815) は購入から22年経つがまだ現役である。 滅多に使うことはないが、この数日の暑さで運転した。 前から気になっていた運転時の騒音はコンプレッサーによって振動する躯体と共振する前面カバーの部品同士や本体内部の部品同士が触れ合う、いわゆる「ビビリ音」であることは分かっていたので、これまでもそれらしいところを粘着テープで留めたり、クッションスポンジを挟んだりして対処してきたが直らない。

そこで今日は前面カバーを外して内部をチェックしビビり箇所を特定してその部分も粘着テープなどで固定して完全除去を目指した。

ビビるのは、前面カバーと躯体本体の間、ルーバーと前面カバーの間、フィルター枠と前面カバーとの間、内部ではIC基盤と躯体の間、などである。

運転中に前面カバーを強く押すとビビリ音が止まることもあるので、前面カバーこのような紐で強く引っ張って密着させてみた。

前面カバーとフィルター枠も粘着テープで固定。 風向きを変えるルーバーもあちこち粘着テープとゴムブロックで固定。

これでもなおビビり音がどこからともなく出てくる。
思案、思案、思案。
そして弦楽器のボデーのように容積の大きい前面カバー全体が振動を増幅させているのではないかと考え、前面カバーをコンプレッサーで振動する躯体から隔離することが効果があるのではないかと閃き、カバーの内側の躯体と接する部分にスポンジテープを取り付けた。
上部に3カ所。 両側面の内側に各3カ所。 上部奥の二つのクッション材は当初から付いていた。

そして、カバーをはめ込んで、その前に取り付けた紐とか内部の粘着テープなどのいろいろな仕掛けをすべて外してスイッチを入れてみたら、あーら不思議、運転しているのかどうかすら分からないほど静かになった。 カバーを本体にネジで止めると隔離したことにならないので敢えてネジで止めることはしない。
巷では当たり前のように「コンプレッサーからの騒音で窓用エアコンはうるさいもの」とされているが、そんなことはない、我が家のこの古いエアコンは意外にもコンプレッサーは静かでビビリ音が原因だった。
もうずいぶん長い間使っているのでそろそろ取り換えても良いのだが、新型でまた騒音に悩むことになるのが嫌で買換えはまたしばらくお預け。
この作業をしている際に本体を取り外して横に寝かせたところ内部に溜まっていた凝縮水が漏れ出た。 このエアコンはノンドレンタイプなので内部に水が溜まることはないと思っていたが、実際はそれほど完璧に内部の水が蒸発して乾くというわけではない。
これでは面白くないので、凝縮水を常に外部にドレンさせたくなったので取扱説明書を見ると確かに凝縮水を外に逃してドレンするための排水口が室外用と室内用の2か所に取り付けてあることが分かった。 室外側はマンション共用部の廊下でここに流すわけにはいかないので室内にドレン水を集めることにした。

取扱説明書にはドレンホースを取り付けるための継手部品が同梱されていると書かれていたがその部品は行方不明で使えない。 この継手は本体の排水口に差し込んだドレンホースが外れないようにする目的であるので、無くなってしまった継手部品の代わりにベニヤ板を加工してドレンホースを強く挟んで本体排水口から外れないように固定した。 ホースを強く引っ張っても外れないことを確認した。

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