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新聞の広告で目に留まった新刊「ユダヤ人は、いつユダヤ人になったのか」(長谷川修一著・NHK出版)を買って、紀元前6世紀初頭に「南レヴァント」(一般には「パレスチナ」)と呼ばれる地域で起こったバビロニア帝国によるユダ王国民の連れ去り(捕囚)について改めて勉強し直すことにした。 読み始めてみたら、あれっ! みんな知っていることばかり。 思い出すと以前、「聖書時代史(旧約篇)」(山我哲雄著・岩波書店)や、「旧約新約聖書時代史」(山我哲雄・佐藤研著・教文館)、それに「コンサイス聖書歴史地図」(David
P Barrett
著・伊藤暢人訳・津村俊夫監訳・いのちのことば社)、それにもちろん「旧約聖書」と「聖書を読む(旧約篇)」(いずれも、旧約聖書翻訳委員会編・岩波書店)を買い込んでさんざん読んでいた。 すっかり忘れてしまっていた。
当時のバビロニアの王ネブカドネツァル二世はユダ王国に攻め入り、王ヨヤキンをはじめユダの重要な人たちをバビロニアに連れ去った(第1次捕囚)。

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第1次バビロニア捕囚 |

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ヨヤキンの後ネブカドネツァルの傀儡としてユダ王を継いだ伯父ゼデキアはバビロニアに反乱した罪で捕らえられ、先に滅亡したイスラエル王国に続いてユダ王国も完全に滅びてしまった。(第2次捕囚)

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第2次バビロニア捕囚 |

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(聖書では)紀元前1千年頃にサウル・ダビデ・ソロモン達が築いたとされるイスラエル王国のユダヤの人々は離散した。 ユダ王国の滅亡の有様は旧約聖書のエレミヤ書と列王記によるところが大きい。
その後のキリスト教の成立、十字軍、ドレフュス事件、ナチスドイツによるホロコースト、シオニズム運動、前世紀の「イスラエル国建国」などを経て、なお、ユダヤ教徒はバビロニア捕囚を重要な出来事として記憶し続けようとしている。 その「ユダヤ問題」は今もなお解決していない。
また旧約聖書の詩篇137篇を開き、J.S.バッハのオルガン曲「バビロンの流れのほとりで」
BWV653b
を聞き直す。 この「バビロンの流れ」はユーフラテス川である。
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