チェコ便り

No.104

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1995年03月-4月 

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1995年03月

1日(水) ソーセージとグラス

一時帰国

8日(水) チェコ・オーストリア旅行
9日(木) 勤務事務所が変わった
10日(金) 合格!!!
11日(土) フィレカツ大成功
12日(日) チェコフィル予約
13日(月) Itinerary
15日(水) 着きました。
16日(木) きょうも休養
17日(金) 昨夜は若者たちと歓談
18日(土) ウィーン取りやめ
19日(日) こちらもまだまだ
20日(月) 東京は怖い
21日(火) モーゼルを買った
22日(水) お父さんダウン
23日(木) Kは帰国の途に
24日(金) ご機嫌の帰国
25日(土) C君の背番号は?
26日(日) フィリアホールよかった!
27日(月) 夏時間になった
28日(火) 帰ります
29日(水) 何もすることがない
30日(木) 明日はメールは休み

1995年04月

1日(土) 好天気
2日(日) 掃除機が壊れた!
3日(月) 最後のメール
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1995年4月3日(月)

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最後のメール


TO:M&A

 

今朝パルドゥビッツェ事務所に出て見たら(朝アパートに車がなく腹を立てながらパルドゥビッツェ事務所へ歩いて行った)ブランカが先週で退職、ドヴォルジャコヴァさんは風邪で10日も休んでいるとのことで、マルケタしかいなかった。

 

丁度きのう(4月2日・日曜日)国際事業本部からKatさんという年配の人(私と同じくらいか)がまたまた助っ人で到着し、朝事務所で挨拶した。 2、3ヶ月のエンジニアリングの応援とのこと。 私が前に帰った時、YH君(*このプロジェクトの責任者)はFuj君(*原子力基本設計部の優秀な男)を出してくれとKurさん(*原子力事業本部長)に嘆願していたが、(*原子力基本設計部長の)KNさんに断られたのだろう。 それともう一人Hag君と言う若い人も今日から来ていた。 彼はアメリカの現場からこちらに直行したとのこと。 

 

日本語の教本と英語の日本料理の本はマルケタにあげた。 日本料理の本はブランカにあげようと思っていたのだが、辞めてしまってはしかたがない。 マルケタにはいろいろと世話になったから、いいだろう。  また日本語と英語のアルファベットの小事典はオパトヴィッツェの日本語を勉強している女性のエンジニアが買いとりたいと言ったので、値段をチェココルナに直したら、とんでもない高額なので、思い切ってプレゼントした。 紙細工の箸置きはカテジナにあげた。  プラハとウィーンの往復切符は少々の手数料で Refund 出来ることが分かったので、これからパルドゥビッツェに行ってキャンセルしてくる。 

 

****

 

31日はやはりカルメンだった。 人気だから前売りは結構売り切れで、当日の朝ではなかなか希望する席が取れない。 今回は最後だから張り込んで、1階のフロア席をやっと手に入れた。 500Kc 。 前にKと行った時の2階バルコニー席はオペラ劇場のボックスオフィスでは 100Kc。 500Kc は一番高い値段で、2階バルコニーの立ち見は 20Kc 。  カルメンはやはりKがいうとおり音楽がポピュラーなので楽しめた。 カルメン役のアルト歌手はやや太目で、踊りが下手なので「カルメンのあやしい魅力」が損なわれて興覚め。 それに引替えオペラバレー団のダンスは見応えがある。 この次はバレーがいいかも。 守備隊長役の二人の歌手はどこかで見たことがあると思ったら、前のパルドゥビッツェフィルのコンサートのバスとバリトンの二人だった。 カルメンよりミカエラ役のソプラノ歌手の方がずっとうまかった。 カルメンはドイツ人の歌手とのこと。 7時からはじまって終わったのが10時半。 観光客が多く、服装もどちらかというとカジュアルの人が多く、チェコフィルのコンサートよりも気軽に楽しめる。 カルメンがフランス語のオペラとは知らなかった。 ビゼーはフランス人か。 スペインを舞台にしたオペラでチェコ人とドイツ人がフランス語で歌うのをチェコ語のプロンプターとプログラムで確認し、隣のイギリスから来たおばさんと英語で話す。 前の席のスペイン語の観光客から QUATRO ACTS?  と聞かれ、頭の中は日本語。 なんと6ヶ国語ごちゃまぜ。

 

今回は一人だし、もったいないから電車で往復し、いつもの安いホテルエヴロパに泊まった。 またガラスを買い足した。 Harさん(*Mの兄の妻)のサラダボウルも買った。 お楽しみに。 金曜日はなにか気の利いたお土産がないかとプラハの街を1日中歩きまわったが、やはりガラス以外のいいものは見つからなかった。 ただし、ドヴォルジャーク博物館とモーツァルト博物館のカードは手に入れた。 Kと行った時と同じルートで二つの博物館を巡った。

 

****

 

それでは、取りあえずここまで送ります。そちら(横浜)からの最後のメールをお願いします。

 


FROM:M

95/04/03 22:32

題名:最後のメール 

 

チェコ宛に送る最後のメールになります。 

 

今日で4日目の休みになります。 久しぶりに朝ものんびり過ごしました。 Cの試合相手校が遠かったので、集合が早くて久しぶりに5時40分に起きました。 これからは、Kが大学が始まると、また5時半起床になることでしょう。 頑張らなくちゃ。  Cは、芝浦工大附属高校で試合しましたが、昨日と違ってボロ負けだったそうです。 但し今日は気持ちの良いヒットが打てたようです。 また2三振もしたようです、ユニフォームは泥だらけで今日の試合結果を物語っています。 河川敷きだったので寒くてまた風邪を引きなおしたようです。  Kは、友達が東北大に行くので送別会に行ってます。  Oz君といって、小学校からの同級生で光陵も一緒でした。 メンバーは中学の友達でやっています。 全く皆積極的で、良く連絡不精なKを誘ってくれること。 有り難い事です、友達とは。 

 

今夜、Morさん(*同じマンションに住んでいた一家の奥さん)のMaちゃん(*その一人娘)に進学祝を送ったお礼の電話がありました。 8日の定演に来てくれるそうです。 定演では、Morさんとも会えることになったので楽しみです。 春休みは又ハワイに行ってきたそうです。  Fu君とKが行く予定にしていたコンサートが明日サントリーホールであります。 Fu君が京都に行かなくてはならないので彼のチケットが余ってしまうのですが、誰も行く人がいないので私に声がかかっています。 多分行く事になるでしょう、仕事の帰りに。 ただ、チケットは半額にするとまで言っているのですが、私が行くとなると半額というわけにはいかないのではないかと思います。 お餞別と思って正規の料金を払いましょうかね。

 

それでは、今日はこの辺で。 帰ってくるのを楽しみにしています。 駅に着く時間が分かったら電話してください。

 

M.

 

p.s. Aちゃん荷物が遅くなってもうしわけないですね。 お茶は買ってあるんだけど...今  夜で仕事は終わりですか? またゆっくり電話します。 

 


TO:M&A

SUB:The Last Email from Czech Republic

 

いやあ、この電子メールは本当に便利だった。 世の中の技術の進歩はたくさんあるけれどこれほど実用的で、役に立つものは珍しいのはないだろうか。 私達はこれをうまく使っているけれど、一般にはまだまだ普及していない。 パソコンはだんだんと普通の家でも買われるようになったが、まだまだ使われ方がもったいないような気がする。  日本ではパソコンブームと言われて去年あたりから結構な数のパソコンが売れているが、ブームで買った購買者はすぐに飽きてしまい、これから2、3年でピアノと同じように使われないパソコンが家庭で埃を浴びることになるのだろう。 ピアノは10年でも20年でも使えるけれど、「日本の」パソコンはすぐに古くなって捨てられてしまうのだろう。

 

私の「新しいもの好き」が今回も役に立ったと言うべきであろう。 自慢です。 いつまで自慢できるかな。 「今回も」というのは、「リコーダーを始めた時」 「スキーを始めた時」 「合唱を始めた時」 「自転車を買った時」 「クロスカントリースキーに興味をもったとき」そして「トライアスロン」などなど、興味をもって始めたことがみんな楽しく人生に大いにプラスになったから。 

 

「英語」への関心は話したことがあるかもしれないが、中学校の時の最初の英語の先生が「なんとか小路」という良い家の人で、外国暮しの経験のある女の先生で、発音が「正しい」人だったからです。 英語の授業の最初の最初に "th" の発音に興味を持ったのがよかったみたい。 他の人はカタカナの「ザ」と発音してたが私は一度も「ザ」とは言わなかった。 KとCはアメリカで英語を始めたから本当に得したわけだ。 

 

きょうはパルドゥビッツェ事務所にたまたま顔を出したから、きょうの夕方に行われる新しい人の歓迎夕食に私も出席することになった(事務所に顔を出さなかったらそのような会食が行われることを知らされなかっただろう)。 また、私があした帰国することをYH君(*このプロジェクトの責任者)達に伝えたから、私の歓送会を兼ねることになる。  (*今日横浜から派遣されてきた国際事業本部の)Katさんとけさ少し話したが、私から横浜への報告を読んできている様子だった。 今度は国際事業本部の人だからYH君は相当気を使わざるを得ない様子だ。 もしKatさんがこのプロジェクトを中から見て、私と同じような感想をもったら、YH君は首になるだろう。 それよりもこのプロジェクトが原子力本部から取り上げられてしまい、国際事業本部の管轄に移管してしまうだろう。

 

日本語を勉強(というより日本語のかたことを使いたくてしようがない)しているヤナさんが「アナタハデスリコキツネ」というからなにかと思ったら、カテジナが英語に直してくれて、"You are a clever fox."  とのこと。 ちょっと待て。 日本語は英語の単語をそのまま訳してもだめであることを(これまでなんど説明したことか)またくり返した。 なぜキツネかと聞くと、キツネはこの国では誉め言葉とのこと。 そこでまたまた私の日本語講座が始まり、日本ではキツネは賢いことは同じだが、人をだます、うそつきの象徴だと教えた。 これを聞いて面白がったのはヤナさんよりもカテジナの方だった。 カテジナはイギリスでベビーシッタも経験している若い独身の美人で、英語もうまいし、事務処理も確実。 カテジナにはきょうの歓送会(本当は歓迎会)での私の挨拶をチェコ語に直してもらった。 日本人には少しあてつけの挨拶です。 チェコ語なのでチェコ人にしか分からないところが味噌。

 

では、成田に着いたら電話します。

 

Dobrou noc.

 

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