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成田空港から・機中
TO:M(*妻)とA(*長女)
SUB:成田空港から
今バゲッジのチェックインを終りこれから搭乗します。
成田空港の公衆電話はモジュラージャックがついてこのようなパソコン通信でもその他のコンピュータなどの通信に使えるので大変便利になっています。
これがあることには気が付いていたので、ぜひ使って試してみたかったので丁度いい機会です。
それでは行ってきます。
TO:MとA
SUB:機中
えー、今成田から飛び立って約1時間。 食事前のカクテルに白ワインをしこたま飲んでもう酔っ払っていますが、ふと思い、この新しい情報環境での遊びをするのも悪くないと考えました。
そこで、今頭上の棚から Dynabook V486A
をとりだして打ち始めました。
おっと、もう夕食でテーブルの準備を始めたので、パソコンを(幸いにも、いや残念ながら隣は誰もいません。) 隣の座席において、さて、何が出てくるのかなと思ったら、今、新潟の上空で(上越国境で見事に視界が効かなくなりました)揺れが大きくなったのでサービス一時中断とのこと。 酔いで打ち間違いが多い。
遊びというのは、いつでも電子メモがとれて、その日の内にそちらに送れるから、丁度リアルタイムに近い、日記というか、旅行記というか、便りというか、そんなことをこの出張中にやって見ようかなと考えています。
ここからはその都度入力です。
揺れが収まったのでサービスがはじまりました。
このパソコンの電池がどれだけ持つかまだ知りませんが、取り敢えず機上のメモはインプットしておきます。
今度はブルゴーニュの赤ワインを今、注文しました。 残念ながら日本人スチュワーデス(普通のおばさんです。 SAS
ならでは) オードブルは Scandinavian Cavier
のサラダとビーフの何やらで、今回は前と違って大いに食べて食べて食べてみたいと考えています。
電池の消耗を考えるといちいち電源を落とすのもどうかと思いますが、蓋を閉めると少しは電池が長持ちするかもしれない。
前の視察団の時は周りの人の眼を気にせざるを得なかったけれど、今度は一人だから、好きなようにできるので、出されるものも全部食べます。
カメラは頭上の鞄の中に入っているけれどフィルムがないので残念。 機内食の説明が不十分だ。 今度は私の本来の食べ物への意地汚さが120%。 出てきた寿司も食べたし。 電池の残りが気になる。 電源を切るべき。 切ると次に立ちあげた時に余計なパワーを使うのではないか。 英語をしゃべりたい。 日本海上空、何にも見えない。
アントレは beef, duck or fish です。 当然 duck
です。 若い方の可愛い日本人スチュワーデスが「ワインのお代わりは?」、と回っています。 trainee
らしい。
好きな食べ物を制限なく食べられることはとてもいいけれど、やっぱりそんなことをしていたら駄目だろうな。
おばさんスチュワーデスがワインのお代わりをサービスしに来ました。 食べながらこれを書いているのを見て、「お仕事大変ですね」。 「いやいやこれは家族への電子メールなんですよ」。 あれっ。あんまり関心ないみたい。 アントレが終わりました。 下を見るとシベリアです。 あんまり雪はありません。 広いのは当たり前。 成田からコペンハーゲン迄の11時間は全部午後だから、良く見えます。 cabin
attendants
の内、男性はシェフの衣装でサービスです。 次ぎはデザート、当然チーズ。 2種類しかない。 飛行機だから贅沢は言うまい。 チーズとセルリ(また、ボーイスカウトを思い出してしまった)を食べているあいだに、下のシベリアは真っ白の厳しい姿に変わりました。 ああ、おいしかった。
電池がいつまで持つか分からないので、あとは、プラハに着いてから思い出しながら書くことになるかも。 電池が持つ限り機上で書きつづけます。
私は3列の内の窓際2人席などですが、中央の二人席はどうも、団体のえらい人4人がビジネスクラスで他の人はエコノミーらしく、いれかわりたちかわり、エコノミーの人が訪れてきます。 そして、本来の乗客に代わってその人達が本来の乗客に代わって(というか、一緒に)種々のビジネスクラスのサービスを受けています。 ああ。何をかいわんや。 (日本人だと思うだろうけど、韓国人です)
シェフ姿のひげのおじさんが来ました。 「cognac?」、私:「cointreau,
please.」いいねえ。 これは一つ間違えば「プチブル」です。 気を付けよう。 (というほどブルではないけれど。 やっぱり私も日本株式会社人)
おばさん:「コーヒーいかがですか?」 私:「Yes,
please.」 おっといけない。 酔いがまわったか。
今、日本時間の午後4時。 takeoff から3時間程です。 が、シベリアは夕焼けになりました。 これからはもう地球の表面の様子は見えなくなるでしょう。
夕食もおわりました。
これ(体験や思い付いた事をすぐ書き留める事)は、すなわち、旅行に携帯用のパソコンを携えたことによる初めての経験ですが悪くないです。 とくに私達(達にはMも含む)の歳になると物覚えが悪くなるから、かえって年寄りむきの、ツールかもしれない。 出張から帰ったら早速(モノ好きだから)
「ラップトップパソコン(今は"ノートブック"、とか"サブノート"といいいます)を買おう」なんて言い出し兼ねないなあ。 また、機上での無駄な時間のより有効な(かえって無駄かも)使い方にも思われます。
外は薄暗くなってきました。(日本時間
4:15pm)
トイレで「ああ、明日からはこんな悠長なこと言ってはいられないのだなあ」と、プロとしての自覚がありました。 今回の急なこの仕事はうまくいっていないプロジェクトをいかに早く立ちなおさせる事が出来るかを期待されているのです。 ああ、しんど。
それはさておき、やはりこの機上のような雰囲気は好きです。 その雰囲気というのは自分で言うのは少しためらいがあるけれど、やはり少し
global
なのだと思います。 と言っても、もちろん、私が経験していない、アフリカとかアジアとかイスラムとユダヤとかの日本人にはとても理解できない世界の混沌から比較すると、まだまだ甘すぎるのだと思います。 反省。
機上は他にやる事がないから、書きつづけます。 あっ、今機内の照明が消されました。 それでもパソコンのキーを間違いなくたたけるというのはいいねえ(「いいですねえ」と書いたのをなおした)。 blind
touch
のテクニックはこれから情報化社会に棲むのに絶対に必要です。 これからコペンハーゲンまで夜でしょう。
ひげのシェフがまたオフィサーの姿に戻りました。
ここで電池が切れました。
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今
Pardubice
という町のホテルに入って(アパートが確保できていないので)、電源を確保して再開します。 遅いから寝ます。
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