チェコ便り

No.76

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1995年02月

1日(水) 事務所内の風景
2日(木) 日揮の電子フォーラム
3日(金) 街路樹が一斉に芽吹き始めた
4日(土) 何もないが
5日(日) 「生協」で食べました
6日(月) 今日も寒かった!!
7日(火) パルドゥビッツェ・フィルハーモニー
8日(水) ボヘミアグラス買ってきました。
9日(木) グラスはだめ?
10日(金) 食パン
11日(土) スタートライン
12日(日) 本日本番初日
13日(月) へそ曲りの戯言
14日(火) テレマン協会と夙川教会
15日(水) テレマン協会と夙川教会(返答)
16日(木) 副本部長のHiさんが来た
17日(金) 慶応1次試験問題
18日(土) こちらからクイズ
19日(日) TEXT放送
20日(月) 慶応1次発表
21日(火) 美しいソプラノ
22日(水) 素晴らしい花瓶
23日(木) 一時帰国予定
24日(金) スメタナ
25日(土) とりあえず、合格!!
26日(日) インターネットの事
27日(月) チケット入手
28日(火) 明日は卒業式

  

 

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1995年2月25日(土)

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とりあえず、合格!! 


FROM:M

95/02/25 22:34 

題名:とりあえず、合格!! 

 

まあ、やれやれでした。 A (*Kの姉・帯広) に報告した時には泣けてきて、何ともおかしいですねえ。 私としてはよくやったという気持ちがわいてきて仕方がなかったのですが、今にしてみれば、何ともばからしい!摸試で、全国3番の人が落ちるわけないよね。 でも、今日聞いたところによると、一橋受けに来ていた人で中央も、明治も合格通知が来なかった人がいるという話で、Kに言わせるとなかなか優秀な人らしいけど......  Kは運が強いのでしょうか? それとも実力? やはり私立は予測がつかないようです。  Kは、やっぱり本命にかけたいと言っていますので、次回は10日ですね。 明日は、曇り時々雪という天気予報ですが、今日の結果をバネにして雪もなんのそのでやって欲しいものです。 

 

今、UmK子さんとWaさん(*UmK子さんの夫 アメリカ・フレデリックの隣人 共に早稲田大学交響楽団 (*通称早稲オケ)のOB) と話しました。 やはりとても良い人達で、お友達になっていて本当によかったとしみじみ思いました。 Kの結果もとても喜んでくれて、Kも話したのですが、但しワグネル (*慶応大学のオーケストラ)ではなくて早稲オケに入るようにと、しっかり恵子さんから言い渡されていました。 そのうち大人だけでぜひ ”ラ・ルーヴル” (*我が家の近くのフレンチレストラン) に行きましょうとお誘いしましたので、そのつもりでいてください。 K子さんも予定があれば出かけられると言って喜んでいました。 実家の近くに家(マンション?)を見つけたらしいので、近いうちに引っ越すそうです。

 

今日の一橋の試験はなかなか難しかったそうです。 筆入れを忘れて、慌ててDa君(*高校の同級生)に付き合ってもらい近くのコンビニでシャーペンを買って間に合わせたそうです。 全く試験ずれしてよくない事!!  もし巧くいけば明日で受験は終わりになるわけで、頑張って欲しいものですね。 本人は、やはり国立第一で...という事のようです。 28日に後期の受験票が届きます。 足切りにならなければ。  慶応に受かったのは嬉しいけれど、魅力は今一つ...のようです。 10日がだめなら、後期は絶対受けるそうです。  そうそう、慶応に33万円入学金を入れて、国立の発表まで待ってもらうそうで、国立に受かると、そのお金は寄付する事になるらしい。 結局捨て金になる可能性もある...とい う事です。 そして、国立に受かると、チェコにも行くし.....ウーン、お金がかかるなあ ー。 

 

C (*次男)は、今日は野球部のHi君の家でお泊り会です。 Kが使うというのを、強引にバイクに乗っていきました。 みんなに見せたいのでしょうね。 差し入れにコージーコーナーのチーズケーキを持っていかせました。  そうそう、合格祝(?)にケーキを食べました。 Aの大好きなスペシャルモンブランです。 Aちゃんゴメンね! 私はTMさん (*同じマンションの奥さん) から頂いたワイン(中央の合格に)を、やっと飲む事が出来ました。 美味しいワインでしたよ。 

 

NSさん (*音楽仲間 音響学者 東京芸術大学の先生) から電話がありました。

 

1. オルガンの件 (お礼をもらったそう)(*私のオルガンをマタイ受難曲の練習に貸し出した)

2. マタイ受難曲演奏会の案内をパソコン通信で流そうかという案がある

 

以上は、帰国したらお返事すると伝えました。  あと、取り留めも無くチェコの事やいろいろ話しましたが、なかなか楽しかったです。 6月にコペンハーゲンに行くので、それまでいられたら、向こうで会えるのに...とのこと 。 

 

Aちゃんさっきは電話ありがとう! 11時にKから電話するからね。 

 

それでは、今日はここ迄で終わり! 今日はとても良い気分です(ワインのせいかな?)

 

from M. 

 


TO:M&A

SUB:やれやれ

 

まずは、ひとつの安心を得られたところか。 また、試験も今日で終わりになると良いが。 滑り止めで慶応大学の法学部というのは、良く考えれば随分贅沢な話しだと、合格の報を聞いて、感じました。 まあ、やれやれだね。 これでやっと言えるが、サンデー毎日が楽しみ。 買い忘れないこと。 Cにはいいプレッシャになると思う。 勉強、勉強。

 

Aもいよいよ大学の後半、勉学と研究に精を出してください。 今、生き物が一番大切であることが、やっと見直されてきている。 戦後の工業主体の産業発展が地球を随分いじめてしまって、取り返しがつかないところまできている。 地球と生き物を少しでも元気にするように、頑張ってください。

 

Umさんに会うのが楽しみだ。 アメリカの時よりも、もっと音楽の話しができるから。 そうそう、マタイの案内だけは出しておいてください。 わたしのライフワークの一つを是非見てもらいたいから。 ただし、小さい子供がいるから無理しないように、来年もあることだし。 今回は私がこちらに来ていて出られないし、なにもできないけれど、それでも、マタイは私とNSさんと永井さん(*PMPの指揮者 現国立音楽大学教授)の3人の夢を大勢の人と一緒に追い求めている姿です。  今回帰ったらNSさんにはすぐ連絡しなければなるまい。 この3ヶ月で音楽の魅力がさらにふえたから、NSさんとの話しも話題が広がるだろう。

 

Cが友達の家にスクータで行けば、そしてなぜ免許を急いで取らされたかをちゃんと話せば、さらにその家の家族もそれを聞けば、少しは交通安全への意識が高まるのではないかと思うけれど、そううまくはいかないだろう。 ただ自慢するだけではどうもねえ。 

 

こんなに良い所で、仕事も充実して、さらにとても楽しく過ごして、その上に多額の日当までくれるとは、少し変だね。 これまでは、また、一般には建設現場とか駐在というものは相当にひどいものだったのだろう。 確かにここの他の人達は食べ物についてはいつも文句をいっている。 会社からお金をもらって我慢するのでなく、自分で生活の環境(物と心の両方)を良くした方がずっと良いと思うのだけれど。

 

さて、チェコフィル。 小林兼一郎のシベリウス。 Very Good.  同じチェコフィルなのに、新春コンサートよりずっと感激した。 曲も良かったのかな(良かったというのは極めて主観です)。 席は1階の真ん中の最高の席。 150 Kc。 新春コンサートがどうして 1,000Kc以上もしたのか、全く不可思議。 YH君はへそを曲げて(あるいは格好をつけているつもりか)わざとくずれた服装で来た。 やはり品格に欠ける。 3人並ぶのが恥ずかしい。 Yk君は前にオペラにカジュアルで行って、恥ずかしい思いをしたとのことで、普段は着ないスーツとネクタイでちゃんと決めてきた。  1995年の「プラハの春」の案内を入手しました。 持って帰ります。 5月12日から31日まで。日本からは新星日響が2回あります。 何とパルドゥビッツェフィルも出ます。 しかもドヴォルジャークホールで。 ベルリンフィルはクラウディオ・アバドの指揮で5月23日、ベートーベンの8番と3番「英雄」の2つのシンフォニーです。  おとといパルドゥビッツェの市庁舎のトリオ・アントニン・ボルジャークはなんとチェコが誇る世界的に有名なピアノトリオであったことが判明した。 どうりでうまいはず。 ドヴォルジャークとスメタナの CD を買い込みました。 これは今回持ち帰ります。  そうそう、「プラハの春」開幕はもちろんチェコフィルでスメタナの「わが祖国」です。 12日と13日の2回です。 指揮はリボル・ペシェク (Libor Pesek)。 

 

*******

 

午後7時半、

 

残り物(TUNA のマヨネーズ和え、とてもおいしいサラミ、トマト、とてもおいしいベーコン入りオムレツ、ビール)で夕飯食べながら、Eurosport をみていると LIVE でスキーのダウンヒルをやっている。 ということはヨーロッパではないから、アメリカのどこかかなと思って良く見ると、なんとカナダ British Columbia の Whistler Mountain ではないか。 私達が1974年の春、初めての海外旅行、最初のスキーをして、宿泊した場所。  コースの下の方に町が見える。 あれが泊まった所か。 湖の上のコテージホテルだった。 今滑っているコースが間違いなくあのコースだ。 そんなに大きくないスキー場だから分かる。 

 

今度の帰国に際しては前回の馬鹿正直の愚(*以前ヨーロッパへの出張からの帰国時、検疫で土産のソーセージを申告したら「肉類は持ち込み禁止なので検疫所で預かる」と。 そして「次の出国時に返却することができるし、今放棄してもらってもよいが、どうするか」と問われ、出張予定がなかったので、もったいないが、放棄することにした。 きっと検疫部門の人たちが分け合って食べているのだろうと思う。) を教訓にして、違法行為をします。 このおいしいサラミとソーセージ、それにベーコンは今回は検疫を受けずに持ち帰ります。 なんてことを事前に言っているということは確信犯。 見つかったらこの前と同じようにあっさりと放棄します。 この前は知らないで自分から進んで申告したから皆から馬鹿にされた。 今度は知っているし隠すので前とは違う。 私も悪いが教唆した人も悪い。 「禁断の肉」を楽しみに。

 

さて、330ml の缶ビール2本を空けたので、良い気分で書き続ける。 

 

こちらの缶ビールは 330 ml。 これは3分の1リットルということだそうだ。 日本では 350ml が普通だが、聞く所によるとダイエーが 330ml にして値下げするとか。 

 

きのうの午後(*26日・土)と今日(*27日・日)の午前は土産物漁りをした。 帰りはボヘミアグラスをかついで、いやボヘミアグラスにかつがれて、の帰国となる。 きのうと今日でさらに買い足した。 近所やお世話になった人達へのお土産は結局カットグラスがいいと思い、一輪ざし、2種類合計6個を買った。 さらに我が家用の例の(ヴィラードだったっけ)模様加工した花瓶1個を新たに買った。  電話で話したように、ガーネットのブレスレットとピアス。 Aには学生も使える(A4 が入る)ダークブルーの皮のショルダーバッグ。   今回は一時帰国だから、もう一度帰るときの為にこれだけに留めました。

 

なお、ボヘミアグラスは良く調べてみると、本当に良いものは Moser という会社のもので、これは大変高価で、ワイングラス1個が1万円以上もする。 これは我が家のポリシーには合わないから、考慮範囲外。

 

大変な掘り出し物を見つけた。 旧ソ連(USSR)製の35mmステレオカメラとそのフィルムを映写するプロジェクターのセット。 8,900Kc。 ステレオ写真は子供の時から関心があった。 コンピュータグラフィックスの技術の発達と共に可能になった裸眼立体視が最近流行ってきたのに引きづられて、ステレオ写真もまた、復活してちょっとしたブームになっている。  日本にいる時も中古カメラ屋でステレオカメラの良いものはないものかと探していた。 プラハにはアンティーク屋が結構ありカメラも同様。 きのう見つけたのが、この92年ソ連製の35mmフルセット。 おそらく日本のどんなステレオ写真マニアでもこれは持っていないだろうと(私が勝手に)思う超逸品。  セットにはカメラ、プロジェクターの他に、20枚のスライドフィルムマウント(フィルムをプロジェクターにかけるためのプラスチックの枠)、5人分の偏光グラスのメガネ。 スクリーン、その外、予備の電球、取り扱い説明書(ロシア語)などなど、完全セットです。 スライドで投影するだけでなく、普通にプリントして、そのまま見ても立体的に見える。 前に「ステレオ写真の楽しみ」という本を買ったから、関心あればその本をみてください。 この本はヌード写真が豊富だけれど、ヌードだけに気をとられるのでなく、ステレオ写真、立体写真の面白さもみつけてください。  このフルセットはもしかしたら日本のマニアが50万円位で欲しがるかもしれない。 これも持ち帰ります。 ただしカメラはまたすぐ持って出て、プラハの町を今度は立体的に撮影して見よう。 

 

きょうのプラハからの帰りは、時間の関係でワルシャワ行きの InterCity トレインになった。 ものは試しで1等にした。 素晴らしいのひとこと。 6人用のコンパートメントはゆったりしたリクライニングシートで、作りも新しくとてもきれいだ。 各部屋にこの列車専用の時刻表があったので持ち帰る。 降りる時に通路の壁にかけてあった、列車表示板を盗んで帰ろうかとの、悪魔心が働いたが、ちょうど車掌が出てきて未遂(*冗談です)。 長崎行きの寝台特急の1等コンパートメントに東京から横浜まで乗るのと同じような感じ。 普通の2等が 32Kc のところ、1等がプラス 16Kc、IC が 50Kc でトータル 98 Kc、約350円。 

 

今回の土産などの購入では、やはり、VISA カードが引っ掛かる。 金額の小さいものなどで、電話して承認をとらないものはもちろんOKだが。 なにか銀行でのデータにミスがあるのだろう。 帰国したら住友に電話して状況を話して、善処してもらうこととする。 

 

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